肩の痛みと可動域低下を起こす五十肩。
肩関節周囲炎とも呼ばれます。
夜間時の激しい痛みや、動きの制限など日常生活に支障をきたします。
放っておくだけでは、肩の動きが戻らない可能性があります。
五十肩の段階 炎症期→拘縮期→回復期に合わせた施術を行います。
それぞれの時期の特徴に応じて、肩の筋肉の施術、肩関節周りの関節調整、肩関節周囲の筋肉や関節の施術、肩関節以外の全身調整、電気療法などを使い分けています。
痛みがあり肩が上がらない時期でも施術を受けることが可能です。
初診料 | 1,100円 |
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整体40 | 6,500円 |
※初回は初診料(1,100円)が必要になります。
※症状に合わせて施術を行います。
五十肩とは、別名『肩関節周囲炎』とも呼ばれます。
50代での発症が多く五十肩と呼ばれていますが、それ以外の年代でも起こる事はあります。
痛みの原因は、肩関節にあり腕を上げたりする際に使われる筋肉や腱、その働きを助ける関節包や滑液包などの組織が炎症しているためといわれています。
特に痛みに関与していると考えられるのが、ローテーターカフ(回旋筋腱板)と言われる筋肉やその腱の付着部です。腱との摩擦が起きないよう、関節包や滑液包というふくろ状の組織で防いでいますが、何らかの原因で摩擦が強くなってしまうと炎症を起こしてしまう場合があります。
五十肩の症状緩解までは、長期的に時間が掛かることが多いです。
理由は、3つの段階を経て治癒へと向かうからです。
五十肩の段階 炎症期→拘縮期→回復期 と段階があります。
それぞれの段階に応じて、適切な施術や運動・リハビリを行う事によって回復力を高めることが可能です。
当院では、五十肩の段階によってアプローチ方法が異なります。
炎症期
五十肩の炎症期とは、筋肉や腱、関節包などが最も炎症が強い時期です。
そのため、夜間時痛(夜寝ていると痛みで目が覚めてしまう程ズキズキとした痛み)や自発痛(安静に肩を動かさないでいてもじんわりと痛みを感じる)などの症状がみられます。
炎症が出ている時に、無理に動かす様な治療を入れてしまうと炎症が増してしまうケースがあります。夜間時痛や自発痛がある炎症期には肩の筋肉を無理に使わない施術が必要です。
炎症期のアプローチ
肩関節の動きには、腕の骨である上腕骨、肩甲骨、鎖骨、肋骨など様々な関節が連動して動きをなしています。当院ではまず、炎症が強い筋肉や関節包ではなく、患部に遠いけれども肩の動きに関与する、肋骨(肋椎関節)や肩甲骨(肩甲胸郭関節)などの可動性を向上させる施術を行います。また肩以外の骨盤のゆがみも痛みに関与している可能性がある為、骨盤を含めた全身治療も行います。患部の炎症部位には、HIVOLTという電気療法で疼痛を緩和する事もあります。
拘縮期
拘縮期に移行すると、夜間時痛や自発痛はほとんどなくなります。この時期の特徴は、動作時痛(一定の肩の角度や動きになると痛い)や関節可動域制限(本来耳につくはずが肩が上がらない、背中に手が回らない、着替えが不自由)などがみられます。動かすと痛みはあるものの、炎症は引いてきている時期なので、安静に肩を動かさないでいると、痛みが引いても肩が上がらなくなってしまうなどの症状が残ってしまうケースがあります。
拘縮期のアプローチ
炎症期で動かせなかった筋肉は収縮できなかったため、萎縮していることがあります。
拘縮期では、炎症期では触れ無かった患部の筋肉であるローテーターカフを緩めたり、収縮や促通させるような施術を行います。また、痛みをかばって肩の表層の筋肉(三角筋や僧帽筋など)の緊張が強くなるため、緊張を緩和するようにアプローチを行います。
また炎症期では患部より遠い関節を中心に動かしますが、拘縮期では肩甲上腕関節や肩鎖関節などにもアプローチを増やして、関節可動域をあげるように施術を行います。
この期間にいかに動かして、可動域を改善するかが重要になります。
回復期
回復期になると、炎症はほとんどなく、可動域低下や動作時痛が拘縮期より限局された部分に残存します。通常の可動域に戻すため、積極的に肩を動かしていく必要がある時期です。
回復期のアプローチ
肩の運動には角度や方向によって使われる筋肉が決まっています。
当院では肩の様々な動きが正常か、検査をしながら、異常がある部分や機能が低下している筋肉を見つけ出し、筋肉を緩めたり弱った筋肉のトレーニングや促通のリハビリを行います。
町田市 40代女性
右の肩、腕が上にあがらない方でした。
夜中も肩の痛みで眠れず困っていたそうなのですが、その痛みもだんだん増してきたということでお越しになりました。
来られたときは、何をしていても痛い、夜も痛くて眠れない、という状態でした。
こういったように、痛みがひどく、熱を持っている場合などは、基本的に物理施術(電気)を中心に深部の熱をとる施術からになります。
そのため、まずは肩関節の動きを促してあげるようなソフトな施術を行いました。
来られたばかりのころの激しい痛みや熱は1週間くらいで取れ、その後は、腕を、ある角度を越えて動かすと痛い、という状態になっていたので、その時点から運動施術をおこないました。
半年間通っていただき、違和感なく腕を動かせるようになりました。
※「免責事項」お客様個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。
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