皆さんも小さいころは良く経験していたと思いますが、
『突き指』とは、一体何なのでしょうか?
放っておいたらどうなるのか? 適切な処置とは??
そこら辺にも詳しく書いていければと思います。
皆さんも小さいころは良く経験していたと思いますが、
『突き指』とは、一体何なのでしょうか?
放っておいたらどうなるのか? 適切な処置とは??
そこら辺にも詳しく書いていければと思います。
突き指で起こってしまう損傷としては、直達外力と言われる
ボールに指をぶつけて起こす損傷がとても多いです!!
まずは、ご理解頂く為に関節の構造についてお話していきます。
<指の解剖学>
指とは、親指は(基節骨・末節骨・中手骨)で形成され
親指以外の示指~小指は(基節骨・中節骨・末節骨・中手骨)で形成されています。
指でもそれぞれ骨の数は違うんですね。
それぞれの骨と骨を繋ぐ関節には、靭帯が付着し関節を補強しています。
①『腱・靭帯損傷』
ボールなどに指をぶつけてしまい、関節を包む靭帯や関節包などを
部分的、完全に断裂させて起こる突き指です。
適切に治療すれば、軽度の損傷で1~4週間ほどで治ってきます。
腱の完全断裂が起こってしまった重症な損傷は、6~8週間かかります。
②脱臼・骨折
『腱・靭帯損傷』と同じ発生機序ですが、損傷している所が違います。
骨折はぶつかった衝撃で腱・靭帯損傷が骨を引っ張り、骨をちぎってしまう形で損傷します。
骨折の場合は、骨のずれる位置によりますが、6~8週間の固定で良くなってきます。
脱臼の場合は、関節が正常な位置からずれてしまい、外観上でも確認できます。
関節から逸脱してしまうので、関節包や靭帯の広範囲を損傷する事が予想されます。
適切な固定で2~4週間で良くなってきます。
様々なケースがありますので、突き指してしまったけど、
放っておけば治るだろうと安易に考えてしまうと、指が曲がらなくなったり
取り返しのつかない後遺症になってしまう可能性もあるので、注意しましょう。
絶対に行ってはいけない事があります!!
それは、
『指を引っ張ることです!!!!!!!!』
靭帯が切れていたり、骨折している可能性があると、
更に靭帯を断裂させてしまう恐れもあり、骨折であれば、関節内に骨が入り
手術しなければ治らなくなってしまうので、絶対に行わないでください!!
行ってほしい事は、
①アイシング(10~20分を数回)
炎症を抑える効果があり、腫れも治まりやすく早く痛みも感じにくくなります。
②応急固定
1、自宅にある段ボールを2本指を揃えた幅に切り、2つ重ねます。
2、長さは指先を1cm程飛び出る位~生命線を少し過ぎる位までの長さに切り、
ボールを包むような指の形にします。
3、ボールを包む手の形に段ボールを当てがい、テープで巻きます。
テープが無ければ、絆創膏でもよいです。
3、心臓より高い位置でキープしましょう。
就寝時は、枕などを腕の下に入れて少し高くして眠ると、
炎症が酷くなりにくい効果があります。
ぜひ、緊急時には試してみてください。
keiwa整骨院では、適切な固定や物理療法で治癒を目指します。
当院は、最先端の電気治療である、ES-530を完備しており、
状況によって電流のタイプを使い分け、炎症を早期に取り除き、痛みも感じにくくなる電気です。
損傷度により、ギプス固定を行ったりもしますので、ご相談頂ければと思います。
突き指でお困りであれば、keiwa整骨院に
一度、ご来院ください! お待ちしております。
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