肩関節インピンジメント症候群とは・・・
インピンジメントとは「衝突」という意味です。ですので肩関節インピンジメント症候群とは 腕の骨や肩甲骨(上腕骨大結節や肩甲骨肩峰)が筋肉や滑液包(液体が入っている小さな袋で関節のクッションの役割)が 挟みこまれて発生する、腱板損傷などの明確なケガやきっかけを伴わない肩の疾患の総称です。
インピンジメントとは「衝突」という意味です。ですので肩関節インピンジメント症候群とは 腕の骨や肩甲骨(上腕骨大結節や肩甲骨肩峰)が筋肉や滑液包(液体が入っている小さな袋で関節のクッションの役割)が 挟みこまれて発生する、腱板損傷などの明確なケガやきっかけを伴わない肩の疾患の総称です。
1.関節外インピンジメント(エクスターナルインピンジメント)
腕を横から挙げた時に(外転する時)上腕骨大結節が肩甲骨肩峰~肩甲骨烏口突起の間(烏口肩峰アーチ)を腱板(主に棘上筋)や肩峰下滑液包が 通過します。 その時に腱板や肩峰下滑液包が衝突、挟みこまれる状態です。→肩峰下インピンジメント
この状態で使い過ぎてしまうと、肩峰下滑液包炎や棘上筋損傷(腱板損傷)に移行し炎症症状が見られます。 また肩峰下に骨棘の形成がみられる場合があります。
2.関節内インピンジメント(インターナルインピンジメント)
この中にも2つ種類があります。
①前上方関節内インピンジメント
→肩関節水平伸展+内旋、水平屈曲+内旋で肩甲下筋腱・棘上筋腱・上腕二頭筋長頭腱などが関節窩前上方で上腕骨頭と関節下縁に挟みこまれて発生
②後上方関節内インピンジメント
→肩関節外転+外旋で上腕骨頭と関節窩後上方で棘上筋腱・棘下筋腱・後方関節唇が挟みこまれて発生
この2(3)パターンがあります。
・腕を挙げてるときに痛む
・腕・肩に力が入らない
・夜間痛などが見られます。(滑液包や棘上筋の炎症で急性期によるもの)
・使い過ぎ
仕事やスポーツ(野球・バレー・テニスなどのオーバーヘッドスポーツ)で肩や頭の位置まで腕を挙げる動作が多い方に一番多く見られます。なおかつ姿勢が悪い(巻き肩がある・猫背がある)状態で肩を動かしてしまうと インピンジメントが起きやすくなります。 症例としてはこの使い過ぎでの負傷が一番多いです。
・筋力のアンバランス
アウターマッスルである肩や腕の筋肉(三角筋・上腕二頭筋・僧帽筋など)が疲労や肩こりなどで緊張が強くインナーマッスル(回旋筋腱板(こちらについては腱板損傷の項をご確認してください。))の筋力が弱いなどのアウター・インナーのアンバランスがあると腕・肩をうまく使う事ができずに使用することによりインピンジメントが起きやすくなってしまいます。
・肩関節不安定症
脱臼などの外傷で肩甲骨や腕の骨の骨折や関節唇の損傷、肩や背中の筋肉の損傷があったり、先天性疾患(生まれつきの病気)などで原因となり発生する、肩関節が緩くなり不安定になってしまう疾患です。
またこの中でも腕を挙げた瞬間に痛めた、ボールを投げた瞬間に痛めた等のきっかけがある場合は急性/急性例を繰り返したり、徐々に痛くなって来たような場合は亜急性(慢性炎症例)となります。
・安静
患部の炎症を増悪させないように安静(2~4週)に過ごします。
・投薬や注射
患部へのステロイド注射や痛み止めの内服で痛みの緩和を図ります。
・手術
リハビリテーションや注射、投薬などの保存療法で改善が見られなければ 手術が適応となる場合もあります。
当院では、 原因の特定(筋・関節・神経) × 解剖学的なアプローチを大切にしております。
まず、検査を行いどの組織を痛めているのか?どのような病態か分析し治療する対象を見極めます。
急性の場合
→炎症の抑制と患部の安静を第一優先に行います。
炎症している患部をマッサージしたり温めてしまうと炎症が増悪してしまいます。
しかし、患者様の状態によっては患部から離れた肩に連結する筋・筋膜や肩甲骨の動きを制限している筋肉(菱形筋・広背筋・小胸筋) などの治療を行うと動作が改善する場合があります。炎症の程度を見極めてご提案させて頂きます。
治療法 = 筋膜調整+電気治療+アイシング+固定(サポーター・テーピング)
亜急性の場合
→肩部・肩甲骨の筋の機能改善を図る為に肩部に負担をかけている原因を分析し改善を図ります。
患者様一人ひとり原因は異なるので、丁寧に問診・検査・触診を行い見極めます。
また、日常生活での不良姿勢やスポーツをやっている方なら投げる・打つフォームなどが引き金となっている場合もあるので患者様の普段の過ごし方やフォームについても 指導させて頂くこともあります。
治療法 = けいわ式骨格矯正+keiwa式トリガーポイント+筋膜調整
インピンジメントのほとんどの原因は不良姿勢+肩甲胸郭関節(肩甲骨)の硬さや腱板筋の筋力不足+使い過ぎが原因です。
ご来院の際には自宅で出来るセルフケア、エクササイズも提案させていただきます。
一緒に痛みや辛さが出ないお身体を作りましょう!
肩関節インピンジメント症候群でお困りの方はぜひ、ご相談ください!!
急性の場合
→整体10+電気治療
亜急性、陳旧性の場合
→整体20or整体40 状態や痛みによって電気治療
肩関節インピンジメント症候群でお困りの方はぜひ、ご相談ください!!
痛みや辛さが出るには必ず「原因と過程」があります。
私たちは解剖学や運動学をベースに問診・徒手検査・効果検証を行い、疾患を推測しアプローチすることで早期改善を図っていきます。
数多くの患者様にご利用いただき、治療技術や専門的知識を支持いただいております。
多くの臨床例から患者様の早期回復を目指します。
お仕事帰りでのご利用や用事のついでになどご通院に便利な立地にございます。
急な怪我やギックリ腰など急性症状にもご対応が可能です。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷でお困りの方はご相談ください。
当院では数多くの交通事故患者様のご対応を行ってまいりました。
整形外科の通院や保険会社さんへの相談事、治療をどのようにしていったら良いか?
様々な疑問に対しても丁寧に対応しておりますので、お困りの方は一度ご相談ください。
当院では様々な症状の患者様がお越しになります。適応範囲外の疾患が推測される場合は近隣の病院・クリニック・総合病院への紹介を行います。
お子様連れでも大歓迎です!子守りもさせていただき育児で奮闘する“ママ”を応援しております!
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