はり治療がなぜ効くのか?
鍼灸の治療は、気血水といった目に見えないもののバランスを整えることで病気や症状を治します。
東洋医学という学問の中であれば、簡単に説明が出来ますが、一般の方に理解していただくには、専門用語が多く、説明しにくいものです。
ここでは、はりの刺激が人体にどういった影響を及ぼすのか、現代医学でも説明が出来る内容を解説いたします。
はり治療がなぜ効くのか?
鍼灸の治療は、気血水といった目に見えないもののバランスを整えることで病気や症状を治します。
東洋医学という学問の中であれば、簡単に説明が出来ますが、一般の方に理解していただくには、専門用語が多く、説明しにくいものです。
ここでは、はりの刺激が人体にどういった影響を及ぼすのか、現代医学でも説明が出来る内容を解説いたします。
①調整作用
・鎮静作用→痛み、痙攣など過剰に反応してしまっている機能を低下させます。
※1958年に中国ではりによる麻酔が行われ世界的に注目を集めました。
・興奮作用→痺れ、運動麻痺など神経や筋肉の低下している機能を回復させる。
②誘導作用
はりの刺激により全身の血液の流れが変化します。
実際の治療では以下の2パターンを使います。
・痛みのある患部に血液を誘導して回復を早めるパターン。(慢性首肩こり、腰痛、筋萎縮など)
・痛みのない健康なところにはりを刺して、痛みのある悪いところの血液の流れを減らすことで
症状を緩和させるパターン。(のぼせ、発熱を伴う炎症状態など)
③転調作用
はりの治療は、自律神経失調症やアレルギーの体質改善などに効果があることがわかっています。
自律神経のバランスを整え、不調の起こしにくい身体にしていきます。
④消炎作用
はり治療をするとはりを打ったところに白血球が沢山集まってきます。
白血球の働きを簡潔に説明すると、免疫力です。炎症に対する自然治癒力を高めます。
※当院では炎症があるからといって必ず患部に鍼を刺すとは限りません。
痛みにも様々な種類や機序があるので、当院の鍼灸師が判断します。
⑤反射作用
体表−内臓反射という身体の仕組みを利用した作用。身体の皮膚の神経と内臓の神経は密接な関係があります。
※胃の反射点は第6胸椎から第12胸椎の高さの皮膚です。
胃の調子が悪かったりすると背中の真ん中辺りにでてくる症状は、この反射によるものだと説明出来ます。
⑥防衛作用
鍼をすると白血球、血小板などが増多し、免疫力が高まるので、風邪などを引きにくくなります。
鍼灸治療のメカニズムでは、皮膚に鍼を打つとその刺激が脳に届き、
自律神経やホルモンのバランスを整える効果があります。
体質改善にもなるので1回の治療というよりは継続的な治療で身体を変化させた方が
しっかり治療が出来ると思います。
ぜひ、はりの治療にご興味のある方は、
町田 ボディメンテナンスKEIWA整骨院へご連絡ください!
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