寝違えとは、睡眠中に頚部に負荷をかけてしまい
起床時に首~肩に痛みを伴ってている状態をいい
別名、急性疼痛性頸部拘縮とも呼ばれます。
原因1:寝ている姿勢に問題があった
・引き伸ばされ過ぎて起こっているパターン
・縮まり過ぎて起こっているパターン
上記の2つが寝ている姿勢でなりやすく、寝違えになってしまうことがあります。
就寝時に横向きに寝て枕が低すぎると上になっている方の首の側面は引き伸ばされ
逆に高さがある枕を使用していると頭が持ち上がり過ぎて首の筋肉が縮み過ぎてしまいます。
その状態を長時間過ごした結果、筋肉が損傷や機能障害を起こし”寝違え”となります。
原因2:日常生活での不良姿勢
いわゆる”猫背”になっていると
本来の姿勢よりも頭が前に突出します。
頭の重さは4~6㎏ほどと言われておりますが、
正常の位置よりも頭が前に出てしまうと2.5㎝毎に+4㎏ずつ
首への負荷が上がっていくと研究結果が出ています。
それくらい”猫背”と首の負担が密接に関係してきます。
日々で蓄積された自覚のない筋疲労が爆発して朝目覚めた時に
首が動かせないなどの寝違えの症状に繋がってくることが多くあります。
整形外科
・薬の処方(鎮痛薬など)
・湿布
・頸椎カラー(頸椎カラー)
他の整骨院
・マッサージ
・温熱療法
・電気治療
一般的には上記の様な治療法が多いです。
炎症している場合は薬の服用や湿布などの鎮痛を目的とした治療となります。
当院では
原因の特定(筋・関節・神経) × 解剖学的なアプローチ
を大切にしております。
まず、検査を行いどの組織を痛めているのか?
どのような病態か分析し治療する対象を見極めます。
筋肉では、僧帽筋・肩甲挙筋・頭、頸板状筋・半棘筋・頚多裂筋
頭、頸最長筋、胸鎖乳突筋、斜角筋、頚腸肋筋などあり、
関節では頸椎の椎間関節などがあります。
その筋肉・関節の状態が
炎症性か?非炎症性か?鑑別を行っていきます。
炎症性(筋損傷や関節の炎症)
特徴
・患部を伸ばすと痛い
・安静時痛がある
・触れると熱を持っている
・冷やすと楽になる
治療法
= 筋膜調整+電気治療+テーピング固定
患部の負担を軽減させる様に患部から離れた筋肉や関節の
調整を行い痛みの改善を行い、患部に対しては治癒促進の為
電気治療やテーピング固定を行います。
非炎症性
特徴
・天井を見上げる様に上を向くと痛い
・安静時痛はない
・動いていると徐々に楽になる
・温めると楽になる
治療法
= keiwa式骨格調整+トリガーポイント
炎症がなく筋肉が拘縮している場合は
頚部の負担軽減のため胸椎、骨盤、肩関節、肩甲骨
などの調整を行い拘縮の改善を行います。
筋肉自体の問題があれば原因筋のトリガーポイントを
的確に治療し改善を図ります。
寝違えでお困りの方は、ぜひ一度ご相談下さい!!
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