肘内障
- 子どもの腕を引っ張ったら痛みが出た
- 子どもの腕を引っ張ったら腕を動かさなくなった
- 急に腕を押さえて泣き止まない
- 自分から腕を動かそうとしない
- 腫れなどはないが痛みがある
今までお子さんに
この様な症状が出てしまったことはございますか?
・突然腕を押さえて泣き止まない。
・急に腕を動かさなくなってしまった。
・腫れてはいないが肘の痛みが引かない。
このような症状が突然出てきてしまったら
どうしたら良いのか分からずに不安な気持ちになってしまいますよね。
お子さんが誰かに腕を引っ張られてから、上記の様な症状が出たのであれば
それは肘内障という肘関節の脱臼の可能性が高いです。
肘内障は関節の脱臼(亜脱臼)の1つで肘が外れている状態ですので、
放っておけば段々と痛みが引いてくるというものではありません。
もしお子さんにこの様な症状がみられた際には、
時間が経てば痛みもなくなるだろう、明日には腕も動くようになるだろうと
安易に考えずに、すぐにkeiwa整骨院までご連絡下さい。
肘内障の原因、何が起こっている状態なの?
肘内障について知っていただくために、まずは肘関節について簡単に説明をしていきます。
上肢には上腕骨、前腕には橈骨、尺骨という2本の骨が存在します。
この3つの骨で作られている関節が、一般的に肘関節と呼ばれている物です。
みなさんは、肘関節と言ったら1つの関節を想像するかも知れませんが、
肘関節は、細かく分けると3つの関節から成り立っています。
1つは上腕骨と橈骨で関節を作る 腕橈関節
2つめは上腕骨と尺骨で関節を作る 腕尺関節
3つめが橈骨と尺骨で関節を作る 橈尺関節
というものです。
肘内障とはこの3つの関節のなかでもとくに、
橈尺関節におこる関節の不全脱臼のことをいいます。
橈尺関節は、前腕の2本の骨である橈骨と尺骨が、橈骨輪状靱帯というバンドで
結び止められているという構造をしています。
このバンドから橈骨が外れかけてしまっている状態が、いわゆる肘内障を起こしている状態です。
好発年齢は2歳から5歳で、小さい子供によくみられます。
橈尺関節の機能としては、橈骨が尺骨の周りを車輪のように回転するという特徴があります。
この動きがある事で手のひらを上に向けたり、下に向けたりすることが出来ます。(回内、回外)
なので、脱臼を起こしてしまうとこの回内、回外の動作が不能となります。
肘内障は小さいお子さんによく起こることや、腫れがでないことなどから
どこに症状の原因があるのか分からない事が多いです。
・お子さんが急に腕をダラリとさせて動かさない
・痛みがあるのに腫れは無く、どこが悪いかわからない
というようなことがあった場合には、
いつでもkeiwa整骨院まで連絡して下さい。
keiwa整骨院の肘内障治療!
当院では、脱臼治療の専門である柔道整復師による
徒手整復(機械を使わない治療)を行っております。
当院の肘内障の治療は、5分から10分程度の比較的短い時間でかつ
強い痛みを伴うことのない治療になりますので、小さいお子さんでも
安心して施術を受けていただけるかと思います。
<整復>
整復とは、脱臼してしまっている骨(橈骨頭)を元の位置に戻す動作の事です。
整復が早ければ、ほんの数秒で終わってしまいますので、保護者様も驚くほどです。
保護者様も整復が確認出来る方法で整復致しますので、ご安心頂ければと思います。
<固定>
肘内障は万が一、関節を痛めたり、靱帯を痛めたりしている事もあるので、
状況によっては包帯固定させて頂く事もあります。
<経過観察>
数日後に包帯の返却と、お子様の状態を診させて頂いて
問題なければ、終了となります。
肘内障は発生頻度が高く、放っておけば治るというものでもありません。
お子さんの肘の痛みでお困りの際は是非keiwa整骨院までご連絡下さい。
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