「腰のヘルニアは聞いた事はあるけど、首にも起きるの?」
腰のヘルニアは有名ですが、実は首にもヘルニアが起きる可能性があります。
首も腰と同様に、神経が通過する『椎間孔』という隙間があり、この部分が圧迫されて症状が起こり、出やすくなります。
「腰のヘルニアは聞いた事はあるけど、首にも起きるの?」
腰のヘルニアは有名ですが、実は首にもヘルニアが起きる可能性があります。
首も腰と同様に、神経が通過する『椎間孔』という隙間があり、この部分が圧迫されて症状が起こり、出やすくなります。
ケガをしてしまう場合に起きる事や遺伝的に起こり易い人などの原因も起こりうる場合がありますが、頸椎椎間板ヘルニアの原因の多くは生活習慣など普段の体の使い方です。
椎間板は背骨の衝撃を吸収する役割がありますが、長時間不自然な姿勢(例、スマートフォンの長時間使用やパソコン作業)などで椎間板に負担がかかり、発症リスクが増加します。
椎間板は背骨にかかる力をクッション作用によって衝撃をいなす役割がありますが、同じ姿勢で過ごす事が多い人や脊骨の正しい位置に無い状態で過ごす時間が長い人が椎間板へのストレスを高め、頸椎椎間板ヘルニアを発症しやすいです。
これらの人は背骨の「生理的弯曲」という体を横からみた時に本来S字状であるべき姿が崩れている場合が多く、椎間板を損傷しやすいと言えます。
また、喫煙をしている人も椎間板への栄養供給をしている毛細血管を悪くさせる事も判明しています。
発病した際にはこれらをやめられるといいのですが、頸椎椎間板ヘルニアの原因が習慣化しているケースが多いのも現実問題です。
原因によって病態は様々ですがおおまかに3つの状態に分けられます。
・外側型
最も多いとされる状態です。
飛び出した椎間板が神経根という神経の枝の様な部分を圧迫し腕から指先までの痺れや痛みを伴う事があります。
外側型は頸椎椎間板ヘルニアの中で最も多く見られるタイプです。
椎間板が突出した際に神経根(神経が枝分かれた部分)を圧迫することで、以下のような症状が現れることがあります。
症状:腕から指先にかけてのしびれや痛み。
特徴:一方のみに症状が出る場合が多く、神経根が圧迫される範囲によってしびれの出る箇所が変化します。
・傍正中型
次に多いのが傍正中型で、脊髄を部分的に圧迫するため両側の手足の痺れや運動機能の低下を及ぼします。
脊髄とは脳から続く神経の本幹となる箇所で、圧迫を受けると腕や手だけでなく、足などの広い範囲にまで痛みや痺れが起こります。
症状:知覚の手足のしびれや運動機能の低下。
特徴:圧迫される脊髄は、脳から続く神経の幹であるため、腕や手だけでなく、足にも症状が起こります。
注意点:症状が進行すると日常生活に支障をきたすことがあるため、初期の診断と治療が重要です。
・正中型
正中型は最も少ないとされていて、脊髄まで影響を及ぼします。
症状:手にしびれが出る。下肢にも症状が広がっています。膀胱直腸障害(排尿・排便のコントロール困難)
特徴:椎間板が脊髄の中心に大きな評価を考えるため、重症化するケースが多い。
注意点:重篤な症状を伴う場合、外科的治療が必要になる場合があります。
好発年齢は30代~50代に多いです。聞き覚えがあるかもしれませんが、頸椎症は50代(50代が一番多く、80代でも発症する可能性有)が一番ウエイトを占めています。
これは椎間板の水分含有量により、好発年齢に差が出ています。
これは若い方の方が椎間板の水分含有量が多く、加齢により年々水分含有量が減少していくためです。
保存療法
①薬物療法
痛み止めやブロック注射等で痛みを緩和させる方法
②運動療法
トレーニングを行い頚部への負担を軽減・姿勢維持筋筋力強化させる方法
③手術療法
レーザー治療・前方固定術・椎間孔拡大術・椎弓切除・椎弓形成術など
当院では、原因の特定(筋・関節・神経) × 解剖学的なアプローチを大切にしております。
まず、検査を行いどの組織を痛めているのか?どのような病態か分析し治療する対象を見極めます。
保存療法を選択される事が多い頸椎椎間板ヘルニアですが、
ヘルニア自体は保存療法で治癒するものと考えられています。
当院では頸椎椎間板ヘルニアの治療において、患者様一人ひとりの生活スタイルや状態に合わせたオーダーメイドの治療を心掛けています。
なぜ頸椎椎間板ヘルニアに至ったかという原因となる身体の使い方を改善、維持を目的とした施術をすることが重要です。
原因を減らす事が出来れば、症状の悪化を辿る事も少なくなります。
具体的な施術の内容としては、姿勢の改善のため、肩甲骨や肩関節、股関節などの調整を行い、首だけでなく、骨盤の向きからアプローチします。
姿勢についてもアドバイスします。首の下側を曲げる様な姿勢、後頭部が肩甲骨から離れる姿勢は頸椎に負担をかけやすく、ヘルニアを悪化させる可能性があります。
下を向く際は後頭部を壁に付ける様な位置で下を向く様な使い方が理想的です。
座りっぱなしなどで骨盤が後傾(体が曲がる方向)へ向きやすくなるとさらに首の負担が大きくなるので骨盤の向きへのアプローチも重要と言えます。
首に負荷をかけてしまう習慣がある場合、日常生活での姿勢指導や簡単な体操などのセルフケア指導なども当院では提案させていただきます。
当院では頸椎椎間板ヘルニアと類似する疾患との鑑別を細かく行わせていただきます。
指先に痺れがあっても原因が頸椎椎間板ヘルニアがでない場合もあります。
他の疾患が原因である場合、その疾患に合わせた治療を行うことで、症状が改善する可能性があります。
特に筋肉・筋膜が原因である場合、当院の治療をお受けいただくとバツグンに成果が得られると考えております。
急性例→整体10+電気治療
亜急性例や慢性例→整体40
状態によっては電気治療
頸椎椎間板ヘルニアでお困りの方はぜひ、ご相談ください!!
痛みや辛さが出るには必ず「原因と過程」があります。
私たちは解剖学や運動学をベースに問診・徒手検査・効果検証を行い、疾患を推測しアプローチすることで早期改善を図っていきます。
数多くの患者様にご利用いただき、治療技術や専門的知識を指示いただいております。
多くの臨床例から患者様の早期回復を目指します。
お仕事帰りでのご利用や用事のついでになどご通院に便利な立地にございます。
急な怪我やギックリ腰など急性症状にもご対応が可能です。
骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷でお困りの方はご相談ください。
当院では数多くの交通事故患者様のご対応を行ってまいりました。
整形外科の通院や保険会社さんへの相談事、治療をどのようにしていったら良いか?
様々な疑問に対しても丁寧に対応しておりますので、お困りの方は一度ご相談ください。
当院では様々な症状の患者様がお越しになります。適応範囲外の疾患が推測される場合は近隣の病院・クリニック・総合病院への紹介を行います。
お子様連れでも大歓迎です!子守りもさせていただき育児で奮闘する“ママ”を応援しております!
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